ロストワックスは、金型にワックス(ロウ)を注入し、高精度なワックス模型を作製し、ツリー状に組立後に耐火物を被覆させ、脱ロウ後に残った鋳型に金属を流し込んで鋳造する事により多種多様な金属部品の生産が可能な鋳造法です。
設計の自由度が高い、複雑形状でも柔軟に対応ができる、材質の選択肢が豊富等の特徴があります。
鋳肌、寸法精度に優れるほか、いくつもの工程・パーツに分かれていた従来工法を一本化できるので、省力・合理化が計れ、約50%以上(当社比)のコストダウンが可能になります。
ロストワックスの金型は他の製法に比べ、非常に安価に製作できるうえ、繰り返し量産しても摩耗が少なく、半永久的に使用可能です。
リブの追加や寸法変更などの設計変更にも金型を修正することにより、容易に対応可能です。
主に取扱っている材質としてはステンレス・鉄・アルミ・銅となります。 機械加工が困難な材質でも大気溶解が可能ならば、あらゆる材質が鋳造可能です。 製造途中からの材質変更や同一形状で異なる材質の製造も可能です。(収縮率の違いにより若干仕上がり寸法は変わることがあります。)
機械加工ができない複雑形状やアンダーカット形状の製品でも製作できます。 肉盗みなども容易なため、強度を落とさずに、製品の軽量化や合理化を図れます。
複数の部品を組立や溶接していた製品を一体化することにより、コストダウンが可能です。
また、強度や精度の向上にも繋がります。
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