地球温暖化など、環境問題が世界的な課題となる昨今。産業廃棄物の有効活用や排ガスの削減は、今でこそ当たり前の取り組みとなっています。
日本製鉄株式会社 東日本製鉄所鹿島地区内にリサイクル施設を設計・施工。製鉄工程時に発生するスラッジ（汚泥）や廃油を製鉄原料として再資源化しています。さらには、処理の際に生じる熱源等も利用することにより、余すことなく資源を有効活用しています。

• 汚泥受入濃縮設備
• ボルテックス焼却炉
• 電気集塵機

• 1. 廃油・汚泥の同時処理
• 2. 化石燃料を使用しない乾燥システム
  （廃油燃焼熱と製鉄所副生ガスの利用）
• 3. 完全リサイクルシステム
  （焼却灰・飛灰の鉄源化）
  （廃油焼却熱の利用・排水の循環使用）
• 4. 環境負荷低減設備
  （ダイオキシン類の生成及び再合成の防止）
  （２段集塵による高効率ダスト除去）