ロストワックス鋳造の疑問を解決!よくあるご質問(Q&A)集
ロストワックス鋳造を検討される設計・開発・購買担当者様から、特によくいただくご質問をまとめました
◆ロストワックス鋳造の基本・技術について
Q. 他の製法(砂型・ダイカスト・切削)と比較した強みは何ですか?
A. 最大の強みは「設計自由度の高さ」と「精度の両立」です。
砂型よりもはるかに表面が滑らか(鋳肌が綺麗)で、ダイカストでは不可能なステンレスや鉄系などの高融点金属にも対応できます。また、切削では多大なコストがかかる複雑な三次元形状や中空形状を一体成形できるため、部品統合によるコスト削減が可能です。
Q. どのような形状がロストワックス鋳造に向いていますか?
A. 複雑な三次元形状、内部が空洞の形状、またはリブやボス、文字の鋳出しが必要な形状に向いています。
具体的な「できる・できない」の判断基準については、別冊の『形状別判断ガイド』に事例付きで詳しく解説しています。
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Q. 製作できる大きさや重量に制限はありますか?
A. 手のひらサイズの小部品から、一辺が350~400㎜程度、重量にして20kg〜30kgクラスの大物まで幅広く対応可能です。
「ロストワックスは小さいものだけ」と思われがちですが、妙中鉱業では大型の製造実績も豊富にございます。まずは図面をお見せください。
Q. 寸法精度や強度はどの程度ですか?
A. 一般的な鋳造公差(CT4〜CT6級)を実現しており、切削加工を大幅に削減できます。強度は、材料を溶かして固めるため、圧延材や切削材と同等の機械的性質を得ることが可能です。熱処理によってさらに硬度や強度を高めることも可能です。
Q. 対応可能な材質を教えてください。
A. ステンレス鋼(SCS13, SCS14, SCS16等)を中心に、炭素鋼、合金鋼、アルミ合金、銅合金など、幅広い材質に対応しています。「この特殊な材質はできるか?」といったご相談も大歓迎です。
◆対応範囲・供給体制について
Q. 妙中鉱業に依頼するメリットは何ですか?
A. 「国内(自社工場)」と「海外(提携工場)」の両機能を備えたハイブリッド供給体制です。
リスクヘッジ: 地政学リスクや災害時も、国内・海外での生産調整により安定供給が可能です。
最適拠点の選択: 「品質・納期重視なら日本」「コスト・大量生産重視なら海外」と、お客様のフェーズに合わせて最適な生産地を選択できます。
窓口の一本化: 海外生産であっても、窓口は当社の専属担当者が一括管理。お客様の企業風土や製品理解を深めた担当者が継続支援するため、常にベストなソリューションを提案できます。
Q. どのくらいの数量から対応してもらえますか?
A. 数十個の小ロットから数万個の量産まで柔軟に対応します。
開発段階の数個の試作は3Dプリンター等で対応し、量産を見据えた段階でロストワックスへ切り替えるといった提案も可能です。
Q. どのような業界での実績がありますか?
A. 特定の業界に縛られず、あらゆる分野で実績がございます。
食品機械、医療/介護機器、プラント、ポンプ、輸送用機器、計測器、建築金物など、多岐にわたる知見を活かしたご提案が可能です。
◆お取引・サポートについて
Q. 相談してから納品まで、期間はどのくらいかかりますか?
A. 最短で45日程度での納品が可能です。
ただし、形状の複雑さや金型の製作期間、材質、数量によって変動します。お急ぎの場合は、設計段階からお声がけいただくことでリードタイムの短縮に繋がります。
Q. サポート体制はどうなっていますか?
A. 「技術に強い専属担当者」がお客様一人ひとりに寄り添います。
単に注文を受けるだけでなく、設計段階から「どうすればコストを抑えられるか」「どうすれば品質が安定するか」を親身にヒアリングし、パートナーとして最適な提案をいたします。
Q. 非破壊検査や各種試験、表面処理まで一括でお願いできますか?
A. はい、可能です。
浸透探傷試験(PT)や放射線透過試験(RT)などの検査から、バフ研磨、電解研磨、メッキ、機械加工まで、完成品の状態での納品体制を整えています。お客様の管理工数を大幅に削減いたします。

